今回は少し変わった話題を。
エルメスのスカーフにKachinaをモチーフにしたものがあるのはご存知でしょうか?
1992年の春夏コレクションのもので、デザイナーはカーモット・オリヴァーです。
私も知ったのは1年程前で、女性のインディアンアートのコレクターから教えて頂き初めて知りました。
何とか手に入れて見た時の素晴らしさには感激しました。
本当にKachinaを忠実に再現しており、その芸術性の高さにはさすがエルメスと言った感じです。
私が手に入れたスカーフはターコイズブルーのもので、すごく気に入っているのですが、私にはスカーフを上手く写真にとる技術がないので、取り敢えずは以前Yahooオークションにあった写真を使わせて頂きました。
その後、1993年以降についてYahooオークションでエルメスのスカーフのカタログを入手して調べた見たところ、エルメスのスカーフでアメリカ・インディアンをモチーフにしたものには他のにも次のものがありました。
1993年春夏 ジャイアン族
1999年秋冬 褐色の男たちの伝説(ナバホの神話)
2002年春夏 エレガンス・コンクール(日本未入荷とのこと)
2002年秋冬 ツィツィカ(シアトルから北のインディアンがテーマ)
多分これ以外にもあると思いますので、ご存知の方がお教え頂ければ助かります。
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C32 Toson Koyemsi/Sweet Cornmeal Tasting Mudhead/Mudhead Ogre
このKachinaはBean Danceの後にSoyoka Kachinaと現れ、少女に甘いコーンミールを要求します。
また、弓・矢・人形・ガラガラなどを子供達にプレゼントするKachinaでもあります。
外見はClownと似ていいますが、違うKachinaです。Clownについては次回ご紹介します。

”Hopi Indian Kachina Doll” by Oscar T. Bransonyより
北山耕平先生の講演会が11月28日(日曜日)伊丹市立美術館であるようなので、ご紹介いたします。
以前新宿の朝日文化センターでの北山先生の講演会には参加したのですが、その時はKachinaの話題は少なかったので、Kachinaをテーマにした講演会は是非ともお聞きしたいのですが、私はちょっと残念ながら無理そうです。
時間がある方は是非とも行かれることをお勧めします。
また、紹介されている Sipapu--Chetro Ketl Great Kiva もお勧めサイトです。一度、訪問して下さい。キバを三次元映像でその内部をグラフィカルに見せてくれ結構面白いです。
「アンテスとカチーナ人形——現代ドイツの巨匠とホピ族の精霊たち」展の広告を見るたびに、私も私のKachinaをインターネットではなくて、実物を多くの人に見て頂ける場、Kachina展を開きたいという気持ちが強くなるばかりです。
このKachinaは姿・名前通り、太陽のSpriteを表わしたKachinaです。
太陽と言えば、偉い神様を連想してしまいますが、このKachinaは特別なKachinaではなく、一般的なKachinaのようです。

”Hopi Indian Kachina Doll” by Oscar T. Bransonyより
これは以前にご紹介してSalakoとSalako Takaのズニのものです。
Salakoは部族によって色々なタイプがあるようです。
話は変わりますが、ズニと言えば、以前でもご紹介して北山耕平氏のNative Heartで、面白い本を紹介していました。内容は、「ズニの人たちは日本人と親戚であって12世紀頃に太平洋を船で渡った百人前後の日本人がズニの中に入っている」という主張をしている本だそうです。
面白そうなので私もさっそ買いました。
個人的にも以前からズニのアートは日本人的だと感じていたので、少しうれしくなりました。
ズニのアートについてもなるべく早い時期にご紹介したいと思っております。


”Hopi Indian Kachina Doll” by Oscar T. Bransonyより